かぬまブランド

伝統と豊かな大地が育んだ「かぬまブランド」をみなさまに紹介いたします。

かぬまブランド推進協議会  
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鹿沼組子

鹿沼組子編 vol.4

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



こんにちは!組子の体験に来ました。

 

 



今日組子の作り方を教えてくれる、木のふるさと伝統工芸館館長の根本さんだよ!

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(館長)   こんにちは。楽しんでいってね!

(さつき)  よろしくお願いします!

       ・・・!?これは鹿沼の彫刻屋台ですよね?

(館長)   そうだよ。組子の原点と言われている石橋町の屋台だよ。ここに保管されているんだ。

(さつき)  初めてこんなに近くで屋台を見ました。大きくて、迫力がありますね!

       彫刻が細かくて色が鮮やか♪

(館長)   普段はなかなかこんなに近くで見られないからね。

       この屋台を見に全国からたくさんの人が来るんだ。みんな感動するよ!

(さつき)  組子体験楽しみです!

(館長)   これが材料だよ。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(さつき)  ひとつひとつが細かいですね。ちゃんと作れるか不安・・・。

(館長)   ははは。大丈夫だよ。ひとつずつ、ゆっくり作れば心配ないよ。

       まずは、六角形の骨格を作ろう。

(さつき)  む、難しい・・・。見るのとやるのじゃ大違いですね!

(館長)   溝にきちんとはめ込まないとずれてしまうから、注意だよ。

 

 

 



 

 

 

 

 

(さつき)  出来ました!

(館長)   ここからさらに細かくなるよ。溝にきちんとはめ込まれていないまま

       力を入れすぎてしまうと、木が折れてしまうから気をつけてね。

(ブラたん) 大胆かつ繊細にね!!

(館長)   とても上手に出来たね。

       職人の気持ちが少し分かったかな?

(さつき)  はい。大変さも、出来上がったときの嬉しさも感じました。

       とても良い体験が出来ました。ありがとうございました。

(館長)   それは良かった。これからも、多くの方に組子の魅力を感じてもらえるとうれしいね。

(ブラたん) 職人さんの作った組子はこんなものもあるんだよー。繊細に組まれていてさっすが!!

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-帰り道-

 

 

(さつき)  楽しかったなぁ、組子大切にしよ~♪

       ・・・あっっっ、そうだ! 今日のこと、さっそく久美子おばあちゃんに話さなきゃ♪

       ブラたん、行くよ~!

(ブラたん) もぉ~、待ってよ~!!

       ・・・さつき、鹿沼のことまた好きになったかな・・・♪

 

 

鹿沼組子編   -完-

 

 

鹿沼組子編 vol.3

 



ブラたん、今日はどこへ行くの~??

 

 

さつきに組子の魅力をもっと教えてあげるよ~。

到着!!!

 

 

(さつき)   ここは?

(ブラたん)  豊田木工所さんだよ。組子を使った素敵な作品をいろいろ作っているんだよ。

(さつき)   組子って欄間や障子だけじゃないの!?

(ブラたん)  ん~~~・・・

        さつきにはまだまだ組子の知識が、く・み・こ・まれてないな~。

(さつき)   ・・・。 今、勉強中だもん!!

(ブラたん)  豊田さ~ん。こんにちは。

(豊田さん)  やぁ、ブラたん久しぶり。

(ブラたん)  組子の作品見せてください!!

(豊田さん)  もちろん。ゆっくり見ていってね。

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(さつき)   わぁーーーすごい!! これは何ですか?

(豊田さん)  これはさつきを置くトレーだよ。

        そのままでも良いけど、ぜひ、さつきを置いて欲しいね。

(さつき)   あれ?もしかして・・・これ、さつきの模様ですか!?

(豊田さん)  おぉぉ~良く分かったね。さつきをイメージして作ったんだよ。

(さつき)   素敵~!! 私も欲しいです!!

(ブラたん)  さつきが育ててる小盆栽のさつきにピッタリ♪

(さつき)   えっ? ブラたん、私がさつき育ててるの何で知ってるの!?

(ブラたん)  何ででしょ~???

(さつき)   ・・・。まぁ~いっか!!

        組子の模様は何種類くらいあるんですか?

(豊田さん)  基本的な模様は10種類ほどかな。それを組み合わせることで40種類くらい

        作ることが可能だよ。組子を使った新しい商品を作って10年になるよ。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(さつき)   でも、こんな繊細な組子を作るのには時間がかかりますよね?

(豊田さん)  鹿沼は全国的に見ても製造業者、組子職人も多いんだ。

        あらゆる種類の組子に対応できて、納期も早いんだ。

 (さつき)   小学校で組子教室があると聞いたんですが・・・?

(豊田さん)  市内の小学生で体験教室を行っているよ。みんな楽しんで、一生懸命組子を作っているんだ。

(さつき)   私も小さいころ、組子の体験してみたかったな~。もっと早く組子に出会いたかったです。

(豊田さん)  これからは、組子の技術を今のライフスタイルに生かしていくことが課題なんだ。

(ブラたん)  今のライフスタイル?

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(豊田さん)  最近の住宅では、欄間や障子がほとんどないから、壁掛けなど一般の家庭に

        生かせるものを開発しているんだよ。

        このすばらしい技術を絶やさずに残していきたいね。

(さつき)   これからも新しい商品、楽しみにしています。

        今日はありがとうございました。

(豊田さん)  またいつでも遊びにきてね。

 

 

― 帰宅 ―

 

 

(ブラたん)  さつき、今日はどうだった?

(さつき)   組子を使ったあんな素敵な作品があるなんて想像してなかったから、感動!!

(ブラたん)  さつきに良いこと教えてあげようか?

(さつき)   なに???

(ブラたん)  組子の体験、で・き・る・よ~☆

(さつき)   えっっっ・・・本当!?

 

 

 

鹿沼組子編 vol.4へつづく

 

 

鹿沼組子編 vol.2

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 



吉原木芸の吉原幸二さんだよ!

 

(吉原さん) さつきちゃん、ブラたん、こんにちは。おじいちゃんから電話があったよ。

 



こんにちは! 今日はよろしくお願いします!

 

(吉原さん) 組子のこと、何でも聞いてね。

(さつき)  いつから組子の世界に入られたんですか?

(吉原さん) 19歳からだよ。タンス店で仕事をしていて、商品に鹿沼組子が使われていたんだ。

       精密で、細かい模様がとても美しくてね。すぐに魅せられて、タンス店を辞めて

       組子専門の建具店の門を叩いたんだよ。

(さつき)  いつから独立されたんですか?

(吉原さん) 31歳で独立したよ。当時は何千人という職人さんがいたんだ。

(ブラたん) 当時は手作業で大変だったんだよね。

(吉原さん) 昔は木を切断したり、厚さを整えたりする機械がなくて、今では1時間ほど

       で終わる単純な模様の組子作りに1週間以上かかることもあったんだ。

(さつき)  今は機械化が進んでいるんですか?

(吉原さん) そうだね。大きい模様は機械化が進んでいるよ。でも、細かい模様は手作業で作っているんだ。

(さつき)  組子はどうやって作るんですか?

(吉原さん) まず、デザインを決めて、“墨出し”を行うよ。

(さつき)  墨出し???

(吉原さん) 組子の設計図のようなものだよ。

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

(吉原さん) この設計図を使って、木材を加工するための“型”を割り出すんだよ。

       最も肝心な作業でかつては外部に知られないようにしていた、とても

       大切なものなんだ。お湯で柔らかくして“型”に合わせて“そり(曲線)”を

       つけるんだよ。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(さつき)  組子の曲線はこうやって作っていたんですね。

(吉原さん) 細かな組子のパーツは小さなものはわずか数センチなんだ。

       何百ものパーツを隙間がないように組み上げていくんだよ。

(ブラたん) 腕の見せ所だね!!

 

 



 

 

 

 

 

 

(ブラたん) 職人技~~~♪

(吉原さん) 木材は時間が経つと縮まるから、収縮して丁度良いように金槌で打ち込んできつく組むんだ。

(さつき)  すごい!!

       吉原さん、細かい作業をひとりでやっているんですか!?

(吉原さん) 昔はひとりでやっていたよ。今は、妻、息子三人と五人で作業しているんだ。

       一人が枠を作り、四人が中の組子を切り出して、分担して作業を進めているんだよ。

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

(さつき)  家族みんなで素晴らしい組子を作っているんですね。

(吉原さん) 組子は鹿沼市の誇りだからね。

(ブラたん) 昔からの誇りにホコリをかぶせちゃいけないよね!

(吉原さん) ははは。そうだね。今後は、新しい模様の開発を考えていくよ。

       伝統の技術、型をアレンジして新しいものを製作していこうと思っているんだ。

(さつき)  今後、組子がさらに発展してほしいですね!!

(吉原さん) オリジナルでユニークなものを、どんどん新しい挑戦をしていかないとね。

       ぜひ、また見にきてね。

(さつき)  今日はありがとうございました。

(ブラたん) またね~~~♪

 

 

 

 

鹿沼組子編 vol.3へつづく

鹿沼組子編 vol.1



おじいちゃーん!!ひさしぶり!遊びにきたよ~。

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(おじいちゃん)お~~さつきとブラたん、元気だったかい?

(さつき)   うん! おじいちゃんこそ、元気だった?

(おじいちゃん)もちろん。今日はブラたんも一緒なんだね。

 



こんにちは~。

 

 

(おじいちゃん)こんにちは。いま、ジュースとお菓子用意するから待っててね。

(さつき、ブラたん) はーい!!

(さつき)   あぁぁ~~~、美味しい♪

・・・あれ?

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (さつき)前からあった?

(おじいちゃん)これかい? 前からあったよ。気付かなかったかな?

        これは欄間や障子の鹿沼組子細工と言って、鹿沼市の伝統工芸品なんだよ。

(さつき)   くみこ・・・?? おばあちゃんの名前と一緒??

(ブラたん)  おばあちゃんは久美子! これは組子だよ~!!

(おじいちゃん)そう、さつきもおじいちゃんも大好きなおばあちゃんの名前と一緒なんだ。

(さつき)   へぇ~組子かぁ。おじいちゃん、これすごく細かいけど、いったいどうやって作るの?

(おじいちゃん)これはね、職人さんが手作業で組み合わせて模様を作っているんだ。

(さつき)   手作業!? 信じられない!!

(おじいちゃん)すごいだろ~。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ブラたん)  考えただけで、木(気)が遠くなる~・・・

(おじいちゃん)まさに職人技だね!

(さつき)   おじいちゃん? 組子っていつごろからあるの?

(おじいちゃん)約400年前(東照宮造営)、日光東照宮を造るときに全国各地の職人が     

         日光市の寒さをしのぐために鹿沼市に住んだんだ。そのときに木工の技術

         が伝えられたと言われているよ。

         その後、明治の後期頃から組子は普及し始めたんだよ。

         石橋町の屋台の外障子が始まりといわれ、そこからどんどん技術が発展し  

         ていったんだ。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(さつき)   へぇ~。歴史があるんだね。

(おじいちゃん)うん。鹿沼が誇る伝統工芸品だよ。

(さつき)   鹿沼にもこんな素敵な工芸品があるんだね。

(おじいちゃん)さつき、実際に組子を作っている現場を見てくるといいよ。

(さつき)   見てみたい! ・・・けど、どこで見られるの?

(おじいちゃん)おじいちゃんのお友達に栃木県伝統工芸士で、鹿沼の名匠としても活躍している

        吉原幸二さんという組子の素晴らしい職人さんがいるよ。

        組子の作り方を見せてもらっておいで。

(さつき、ブラたん)本当!? やった~!!

 

 

 

鹿沼組子編 vol.2へつづく