かぬまブランド

伝統と豊かな大地が育んだ「かぬまブランド」をみなさまに紹介いたします。

かぬまブランド推進協議会  
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麻編 vol.3

麻編 vol.3

①白澤さんご夫妻

(白澤さん) さあ、これが精麻だよ!

 

さつき   光沢があって、とってもきれい!

       でも、麻畑で見たものとは全く違いますね。

(白澤さん) そうだね。加工作業は、乾燥の後の方が手間がかかるんだよ 。

       床まわし・床臥せ、麻はぎ、麻ひき、精麻干しという一連の作業が

       まっているからね。

       この作業が始まったら、朝から晩まで、作業に追われてしまうん

       だよ。

麻の加工工程

①  床回し・床臥せ

「オブネ」と呼ばれる水槽で、乾燥した麻を水に浸す。その後水からあげ、毛布で包み寝かせる。これを朝晩2回、3日間続け発酵させる。

 

②  麻はぎ

発酵して幹と皮がはがれやすくなったところを、幹の端を折って表皮の繊維をはぎ取る。

 

③  麻ひき

はぎ取った表皮は、電動麻ひき機械を使って、カスやごみを取り除き、滑らかにする。

 

④  麻干し

麻ひき後の麻を麻掛け竿にかけて、家の中などの日蔭で3~4日間乾燥させる。


ブラたん  収穫にも増して加工の作業は、大変なんだよね。

(白澤さん) 発酵した麻は、時間をかけて作業していると腐ってしまうからね。

(さつき)  麻のこと全然知らなくて、ただただ感心するだけです…

       白澤さん、苦労して出来上がった精麻はどんな風に使われている

       んですか?

(白澤さん) 精麻は、神社でお祓いする時に使う神具やしめ縄、麻織物、横綱

       の化粧回し、下駄の鼻緒の芯などに使われているよ。

(ブラたん) さつき、麻は、神秘的で神聖な力を持つものとされているよ。

       昔から赤ちゃんの産着の模様に使われているのは…麻の葉模

       様でしょ!

       それから、結納の時には、友白髪といって麻を用意する伝統も残

       っているんだよ。

(白澤さん) そうだね、昔から「精麻」以外も、オガラ(麻の幹)やその炭

       も活用してきたんだ。オガラは茅葺き屋根の建材として、炭は、

       打ち上げ花火やカイロ灰にも使われてきたんだ。

いろいろな麻(修正版)

(さつき)  麻は、昔から私たちの生活の中で大きな役割を果たしてきたんで

       すね。伝統や文化を支える大切な植物なんですね。これからも、

       日本一の産地、鹿沼でずっと栽培されていってほしいですね。

麻編 vol.4へつづく

 

 

 

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